【プレスリリース】株式会社リチカ、ECにおける動画活用の販促効果について、ギフトサイト「TANP」と共同研究を開始
成果フォーカスの動画コミュニケーション開発ツール「リチカ クラウドスタジオ」を運営する株式会社リチカ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松尾幸治、以下当社)は、ギフトサイト「TANP」を運営する株式会社Gracia(本社:東京都品川区、代表取締役:斎藤拓泰)とECサイトにおける動画活用による販売促進効果について共同研究を開始しました。本取り組みでは、「リチカ クラウドスタジオ」における、ECサイトの画像・テキストから動画を自動生成する新機能を活用します。
本取り組みの概要
ECサイトにおいて、サイト内のコンテンツを動画にするなど、コンテンツの“リッチ化”を実現する施策は、大手ECプラットフォームとの差別化・ユーザー体験の向上を実現する上で非常に重要だとされてきました。しかしながら、ECサイトは商品数も多く、工数、費用、時間などの面で、実際コンテンツの“リッチ化”に取り組むのが難しいという課題があります。
そこで当社は、ECサイトのページ上にある商品画像、テキストを活用し、自動で動画を生成する独自の新機能を開発しました。今回の共同研究では、この機能を用いて自動で動画を生成し、サイトに掲載することによる、コンバージョン率向上等の販売促進効果を検証します(※1)。
研究内容の詳細
①ECの商品情報から動画を自動生成
「リチカ クラウドスタジオ」で発行する特定のタグをECサイトに埋め込むことで、ページに掲載されている画像・テキストを自動取得。これらを元に自動で動画を生成します。サイト運営者側で必要な作業は、通常通り商品登録を行うだけなので、動画制作の工数がほぼかかりません。
②各ページへ完全自動反映
生成された動画は、その商品ページ上に自動で反映されます。動画をweb上にアップロードする作業は不要。動画の生成からページ反映までが完全自動で完結します。
③検証項目はコンバージョン率
今回の共同研究では、動画が埋め込まれたページのコンバージョン率を検証します。動画のフォーマットや掲載位置を調整しながら最適化を行い、売上最大化に繋げます。
④動画制作の工数は約98%削減可能
動画はシステムにより自動生成されるため、クリエイティブ制作にかかる工数は大幅な削減が見込まれます。クリエイターでない方が15秒の動画を制作する場合、1本制作するのに2時間程度かかります(※2)。この新機能を活用すれば、3分程度で動画の生成とアップロードを完了できるため、約98%程度の作業時間削減が見込めます。
商品ページ:https://tanp.jp/products/view/1987?richka=true (※スマートフォンでご覧ください)
リチカは今後も、リッチコミュニケーションカンパニーとして、動画を軸としたコミュニケーション開発を支援してまいります。
※1:スマートフォン版、一部商品で検証を実施。
※2:当社調べ。
「TANP」について
「TANP」は株式会社Graciaが運営する、贈りたいものがみつかるギフトプラットフォームです。”大切なひとときを彩り、人のつながりを豊かにする”というミッションのもと、いつでも気軽にギフトの購入が可能となるサービスを提供しています。
株式会社Gracia 代表取締役 斎藤拓泰
今回は動画クリエイティブの自動生成だけでなく、生成した動画を商品ページに反映・活用していくという二段階での取り組みを行ってまいります。流入経路としての動画制作は既に多くの取り組みが行われておりますが、商品をより魅力的に演出し、お客様にも具体的なイメージを持っていただくための購入画面でのアプローチはまだまだやれることが多いと感じています。本研究を通し、ギフトをご検討される多くのお客様へ価値を還元できるよう尽力してまいります。
株式会社Graciaについて
代表取締役:斎藤 拓泰
設立:2017年6月1日
所在地:東京都品川区東五反田2-2-3 五反田ハタビル3階
コーポレートサイト:https://gra-cia.co.jp
TANP webサイト:https://tanp.jp/