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2021.9.16

【プレスリリース】チラシの動画広告でスーパーの新規来店率が1.23倍に。リチカとフレスタ、小売業のDXと売上向上を実証。

​マーケティング動画クラウドサービス「リチカ クラウドスタジオ」を運営する株式会社リチカ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松尾幸治 以下、当社)は、株式会社フレスタ(本社:広島県広島市、代表取締役:谷本満 以下、フレスタ)とチラシの動画広告によるスーパーマーケットへの売上向上について共同研究を行い、成果が見られたことをお知らせします。

小売業界の課題

小売業界では、慢性的な人材不足から、業務効率化、生産性向上のためDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれています。広告販促においては、若年層の顧客獲得の観点からも、折込チラシのみならず、デジタル広告へのシフトが急務となっています。
しかし、小売業界におけるデジタル広告は効果測定が非常に難しく、うまく踏み込めない企業も数多く存在しています。

取り組みの詳細・成果

そこで、当社と広島の老舗スーパー「フレスタ」は、デジタル広告による売上向上について共同研究を実施。チラシを動画化した広告を、TVerや子育て世代向けメディアを通じて、対象店舗の商圏の顧客へ配信(配信には株式会社フリークアウトが提供する位置情報プラットフォーム「ASE」を活用)。

その後、動画広告を見た顧客の電子決済サービスでの購入履歴をもとに効果測定を行いました。また、測定した効果を元に、動画広告クリエイティブの継続改善を実施しました。

その結果、36万円分の広告出稿によって約34,400人へリーチし、そのうち約2,900人が期間中にレジを通過(株式会社フリークアウトが提携する電子決済ユーザーの購買データを元に算出)。

今回の広告に接触した新規顧客(3ヶ月以上来店のなかった人)の来店率は約1.23倍となりました。

【実際に配信した動画例】

今後の展望

【フレスタご担当者様のコメント】
根強い折込チラシ信仰からデジタル広告へのシフト進めていくのは容易ではなく、デジタル広告の明確な成果を提示できなければ、企業としてのシフトチェンジが進みません。そのような状況ですので、広告のターゲティング精度を上げ、ターゲットに見合った広告を配信し、しっかりと目に見える成果を積み重ねていくことが必要です。そのためには、柔軟かつスピード感をもって対応いただけるパートナーの協力が不可欠だと感じております。



当社は今後も、フレスタと共同でデジタル販促の最適なあり方について研究を重ね、クリエイティブとテクノロジーを軸に企業の「マーケティングトランスフォーメーション(MX)※」を支援して参ります。
※ 近年、顧客やメディアの変化や多様化が加速する中で、マーケティング活動を大きく変革させること。例えば、テクノロジーを活用したマーケティング活動の圧倒的効率化、多様化する顧客/顧客接点ごとのクリエイティブ最適化などが重要要素として挙げられる。

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